たぶん、きりんさんと付き合う前は、もう完全に諦めてたからです。
二度と手に入れられない景色。
これからも手に入れられない景色。
それが、
きりんさんと出会って、
一緒に過ごすうちに、
もしかしたら、また、
目指せるかもしれない。
手に入れることができるかもしれない。
そんな淡い期待を、最近感じてしまって、、、
同じくらいの年齢の夫婦と子供づれ、
たぶんまだ結婚してないカップル、、、
カップルには、
『さるこも、きりんさんと2人で歩いてたら、あんな風に見えるのかしら。さるこだって、恋人に会いたい。』
家族連れには、
『もし再婚したら、新しく3人で歩いたりできるかもしれない。ひょっとしたら、新しい命も授かるかもしれない。』
何夢みてるのかしら。
って、
遠くから冷静に語りかけるさるこもいます。
さるこは、
特に、男性が子育てに協力するなんて信じられません。
まったく。
妊娠したら、
憎しみの対象にしかならないんじゃないかと思います。
だから、
外出先で出会うパパさん達の行動が不思議でなりません。
子供を抱っこしたり、
子供にご飯を食べさせたり、
子供に話しかけたり。
だってチビさるこのお父さんて人は、
そんなこと一切しなかった。
妊娠中のさるこを突き飛ばして、
チビさるこの命を終わらせようとした人。
だから、
きりんさんも、
そうなるんじゃないかってどこかで思ってて、
だから、
やっぱり、
きりんさんとの間に子供ができても、
そこできりんさんとの関係は終わりだなって思います。
たぶんこの気持ちは、
きりんさん以外の誰と付き合っても感じるんだろうな。
だから、同じ男性と女性の間に、
何人も子供が作れる夫婦が信じられないです。
よっぽど男性が協力的なのか、
女性が強いのか、
それともお互いに本当に好きなのか、
不思議でなりません。
とにかく、
どんな未来を想像したって、
現実しか生きられないわけなんだし。
望めば望むほど、
叶わないと感じるたびに、
自分を苦しめることになる。
それがわかるから、
夢を見ている自分自身を、
現実に引っ張って、
今日も働く。
今日も投資する。
《チビさるこのイラスト》