もう、夜中に起きた時点で、心は決まっていた。
明日の仕事は休もう。
前日に、嫌なこともあったので、ちょうどよかった。
少し心を休ませる時間が必要だったのだ。
チビさるこのお迎えの後、いろんな嫌なことが重なって、きりんさんに甘えたくなった。
声が聞きたかった。
夜、時間があったら電話したいとメールしたら、
今日は飲み会だから明日でいい?と。
明日じゃダメなんだ、
今晩、がよかったんだ。。。
もう、そこらへんの若い恋する女の子じゃないから、
理解のある大人の女性のふりして、
大丈夫だよ、メールありがとう。明日も電話は大丈夫です!飲み会がんばってね!
そんなメール送った。
でも、
きりんさんともリズムがうまく合わなかったということが、
最後にズシリと心にのしかかって、重たい低反発でなんとか元に戻る私の心に、
ポツンと穴が開いて、
そこから重たい砂がサラサラ流れていくみたいに、
何かがずっとこころから流れていく。
重たくて
味は感じないが
のしっ、、、と思い出すたびに砂枕の心が潰れていく感じ。
そして、
時々、
瞬きしてないのに、
涙が目から落ちる。
泣かない、
泣かない、
負けない、
一人でやっていける、
大丈夫、
泣かない、
負けない、
今までも一人でやれた、
大丈夫、
ずっとずっとその言葉を繰り返す。
この涙は、
きりんさんと話せなかったからではない。
自分の寂しさや、辛さを、
自分でどうにか処理することができずに、
他人や他のものに癒してもらおうと甘えてしまった、
自立できない自分が情けなくて泣けてきたのだ。
情けない。
ほんとに情けない。